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アルファ国際特許事務所の理念


 アルファ国際特許事務所は、弁理士の使命条項(※)が創設された2014年に誕生したパートナーシップ制の特許事務所です。我々は、この使命条項を受けて定めた、以下の理念に基づき、クライアントの知財活動に対するプラス”アルファ”を提供いたします。

事務所理念

(※)弁理士の使命条項(弁理士法第1条)「弁理士は、知的財産に関する専門家として、知的財産権の適正な保護および利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、もって経済および産業の発展に資することを使命とする。」

アルファ国際特許事務所の強み
     ~4つのプラス“アルファ”



 設立パートナーの二人は、開業前に、40名規模の別々の特許事務所に10年以上勤務し、発明発掘、明細書作成、権利化、審判、訴訟、鑑定、外国出願などの豊富な経験を積み、さらに、パートナーも務めました。特に、垣見は、6か月間ドイツの特許事務所に滞在して実務経験を積みました。また、技術スタッフや事務スタッフも経験豊富で向上心の強い人材を揃えております。このため、国内外の案件について、発明発掘から権利取得および活用まで一貫して、プラス“アルファ”が付加された高品質の知財サービスを提供することができます。


 弊所は、上記個人の力に加え、「チームの力」を徹底的に活用しています。例えば、各案件について、以下の所内ミーティングを実施することにより、複数の視点から検討された、偏りや思い込みのない特許明細書等を提供することができます。
 所内ミーティングは、担当者およびパートナー弁理士を含む複数人で議論するミーティングであり、以下のものがあります。
 面談前ミーティング:クライアントとの面談前に、担当者が把握した技術内容や発明の本質について議論します。なお、面談をより実りのあるものにするため、このミーティングの後に、質問事項等をまとめた資料を、可能な限り面談前にクライアントに送付しております。
 クレームミーティング:面談後に、担当者が作成したクレーム案について、発明の把握の適格性、侵害立証容易性、外国法制度の適合性、クライアントの知財方針との合致性等の観点で議論します。
 発明抽出ミーティング:クライアントから提示された技術資料から、発明のポイントを漏れなく抽出し、適切な権利取得のための出願方法等について議論し、その結果をクライアントに提案します。2014年12月時点でクライアント2社の案件について実績があります。


 特許明細書作成は、特許事務所における重要な業務の1つです。
 弊所では、アルファ基準に従って特許明細書を作成しています。アルファ基準は、弊所所員の知識・経験を結集し、発明の把握の適格性、侵害立証容易性、外国法制度の適合性等の観点で作成された弊所独自の基準です。アルファ基準をアップデートしつつ遵守することにより、特許明細書の品質のばらつきを抑制し、高品質の特許明細書を安定的に提供することができます。


 上述のような高品質の知財サービスを提供するための活動では、IT(Information Technology)の力を活用することにより、効率化と質の向上との両立を実現しています。以下は、その一例です。
 明細書作成支援・チェックソフト:弊所が独自に開発したソフトです。このソフトには、符号から構成要素名への変換機能、クライアント提示用補足資料の自動作成機能、クレームの従属関係や「前記」の有無などのミスチェック機能があります。このソフトを活用することにより記載不備を効率的に防止することができるため、担当者は、プラス“アルファ”(付加価値)の創造に専念することができます。
 既存案件の検索システム:弊所の過去の取り扱い案件の中から、任意のキーワードを含む関連案件を検索して一覧表示するシステムです。このシステムを活用することにより、担当者は、担当案件に関連する過去の案件を効率的に検索することができるとともに、過去の案件の表現等を参考に、より高品質の特許明細書を作成することができます。

“アルファ”のアナザーストーリー


事務所内の様子  開業前に村上・垣見の二人で垣見の車に乗って出かけた際、同車のオルタネータが故障し交差点で停止してしまい、二人で苦労して同車を押したことがありました。思い起こせば、これが二人の最初の共同作業でした。このときの気持ちを忘れないように、同車名にちなんで事務所名を“アルファ”とし、事務所のマークをデザインしました。